代表の新刊、読みました。
『違う自分になれ！ウルトラマラソンの方程式』
岩本能史 著（講談社）

思えば、
私がマラソンにここまでハマったのは
代表の『非常識マラソンメソッド』を読んだから。
へぇ〜、ほぉ〜、と
不思議なくらいストンと落ちてきて、
やる気スイッチがバシッとONに。
それ以来、ずっと今でもバイブル。

その後、素敵な縁あって
代表の主催するランニングチームに参加させて頂く事になり
自然な流れでウルトラマラソンデビューしてみたり。
バッドウォーターに同行する事になるなんて事は
想像すらしていませんでしたけど。

あの本に出会っていなかったら
こんな面白い事にはなっていなかっただろうなぁ、と改めて。

今回のこの本はトレーニング本というより参戦記が主な感じ。
レース参戦記を軸にした自叙伝、かな。

超過酷なレースの参戦記で、
ドキドキとワクワクとそして恐怖を感じる事が出来ます。（笑）

簡単ではなかったプロになるまでの過程も大変興味深く
レースに対峙する時と同じ、覚悟の作り方、視野の広さ、とか。
走らない人にも十分おもしろいと思います。

個人的には
フルは走るけどウルトラはまだ、な人に特にお薦めかな。
読んだらきっと、その世界に踏み込んでしまうと思うから。（笑）

兎に角、いろんな事に挑戦してみたくなる、そんなワクワク本。

“本気”や“覚悟”の清々しさ
それから
“巻き込み力”や“巻き込まれ力”の面白さ
そんな事を思いました。

一気に読んでしまったので
もう一度、ゆっくり読み返してみようと思います。

そんな訳で思い出してしまったので
本書最後にも出て来た今年のバッドウォーターの時の写真を。

代表の『本気』。レース本番のトレーナー帯同。
32時間46分のレース中、鍼を施している時以外、代表が止ることはありませんでした。

クルーメモ。
日本に帰って戻っているけど、湿度がないせいか、メモ紙はシワクチャになっていました。

最後のホイットニー山です。
距離的にはもう一息。でも、簡単にゴールはやってきません。