連弾話(2)
* れんだんわ:楽居&SHUが同じ出来事について同時に勝手につぶやきます。
「10憶分の1の男」
予告編にあるようないきさつの後
楽居さんが3本の映画の印象をメールで送ってくれた。
(……にやり……)
やはり私とは違う視点でみていることを確信。
私はフェデリコ&ボスのことばかり気になっていたのだが。
◎ 印象的だったシーン。
ボスとフェデリコのエレベーターシーン。
この時私は完全にフェデリコの立場になっていて
・・・や、や、やめて〜〜………..と思ったのです。
2人それぞれの切なさを…..絶望を…..感じる。かなり印象的だった。
◎ ラストシーンについて。
『SHUは「切なさ」を。楽居は「安堵」を』
最後の引き金を引いた後のボスの表情がなんとも言えない・・・。
一瞬……..驚き。そして、あきらめ?……..。
あぁ、やっと終わりにすることができたかも知れないのに。。。
強運というより、運命…..宿命…..を感じていたのだと思った……。
(要所要所にでてくるボスの表情は様々な思いを想像します)
……….全てが終わった後、完全な「静」の中に揺れる煙草の煙。
もの悲しい画の中にも、美しさを感じてしまいました………
◎ 若者は彼女を愛していたのか。
『SHUは「カンガエスギ?」楽居は「オメデタイ?」』
いなかった………….気がする。
彼が彼女を飛行機に乗せなかったのは「愛していた」からではなく
本当に「もう愛していない」からと思って観ていた。
電話をかけたのは、様々な出来事に翻弄される中での
”こんな状況ではなかった頃への想い、郷愁”のようなものと思った。
ラストへつながる写真の一件も、彼女を守る為というより
勝手なことをされたことへの怒り、瞬発的なものと感じていた。
(最初のゲームに参加した時の”いきさつ”もそうだし
彼がそれほど「力」を信じていたとも思えなかったし……)
ラストの彼の表情で”あれ?”と一瞬思ったけれど
それでもやっぱり「彼女への愛情」とは違う気がしたんだな。
◎ 強運について。
ただただ無条件にあるとは思わないけれど、やっぱりあるものだと思う。
欲しいと思うけど….この映画のような、幸せでない強運ならいらない….。
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最後の対決の一連は「愛のために戦う者は強い」
と言いたかったのか。とも思うけれど
私には、それよりも、ボスやフェデリコの気持ちがリアルに伝わってきた。
「宿命」というようなものを考えて、ちょっと切なかった。
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正直、この映画、連弾話向きではないと思っていた。
(単なるハラハラドキドキ映画かと)
ただ、なんだかおもしろそうなので
連弾話とは関係なしに観てみようと手にとったのです。
想像していたものとは違っていたけれど
登場者もかっこよかったし、これはこれで案外好きかも。
それでは「楽居ぶろぐ」へどーぞ。
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