趣味でランニングをしています。
山や公園や河川敷や街中などを走っています。
電車やバスと同等に、移動手段として“ラン”
が選択肢に入ったりします。（笑）

温泉や美味しいものを目指して走ったり
おしゃべりや景色を楽しみながら走ったりも。

そんなランニング中に気になる建物を発見！
甲州街道沿いにフツーに建ってました。
ひと際の異彩を放って。

『有山家』

帰って来て少し調べてみました。

旧日野銀行の店舗だった建物。建築は明治30年頃。
元々は一般的な土蔵造りだったが
関東大震災後に現在のような洋風の外観に改修されたらしい。

エントランスの車寄せ部(写真)はその時に付加されたもので
『西洋古典様式という切り口で見た場合
この建物の右に出る意匠はないだろう。』と仰る方も。

有山家の少し先には、日野宿本陣があり
新選組、近藤勇や土方歳三、沖田総司たちが
激しい稽古に励んだのだそうです。

火災により焼失した有山家の為に
ここの「上段の間」が有山家に移されてたそうで
室内も格調ある雰囲気でなかなか興味深いらしい。
（非公開だそうです。残念）