SHU一級建築士事務所

「いえ」について思うこと

「いえ」は生活の基本です。かけがえのない、とても大切な空間です。
思わず微笑んでしまうような、楽しくて、元気がでてきて、心地のよいもの。
建築論や思想を語るよりも、
できあがった建物の中に身をおいて、あるいはその建物を外から眺めて何かを感じられるもの。
頭や言葉に頼らずに感じることができるもの。
「いえ」とはそういうものであって欲しいと思っています。
・ 意匠的にも構造的にも周辺環境に対しても無理のない素直な家
・ 派手さはなくても無意味なもののない爽やかですがすがしい家
・ 凛としながらも肩肘はらずにゆるやかに佇んでいる家
そんな「いえ」に住みたいと思うし、そんな家をつくっていきたいと思っています。
自分に似合う「いえ」。自分らしいと感じることのできる「いえ」。
そんな家がかけがえのない大切なものになっていくのだと思います。
そして訪れた人が「らしいね」と、
道行く人が「きっとこんな人が住んでいるのだろう」と
感じてくれるような、そんな主張のある「いえ」になったら、それはもっと素敵なことだと思います。


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