SHU一級建築士事務所

風が強く吹いている。


モチベーションを上げる為にと読み始めたこの小説
週末に一気に読み終えました。
涙あり、笑いありでとてもおもしろかった。
ハンカチ片手に爆笑しながら読みました(笑)
ある具体的なテーマを題材にした小説を読むと思うのですが
(今回の場合は箱根駅伝ですね)
リアリティがすごいです。作家ってすごいです。
どこまで取材しているんだ、って感じます。
(解説によると、この本の執筆に6年を要したそうです。すごいな。)
あの状況で箱根駅伝に出場できるというのは
リアルではないのかもしれないけれど、
練習内容とか、走っている時の景色とか心情とか
なんか、すごいドキドキした。
そして小説というのはキャラクター命なのだと改めて感じます。
素敵なキャラクターがいると断然引き込まれます。
竹青荘のみんなは素敵でした。(竹青荘とは駅伝部員の住処です)
キャラクターを含めたディテールと笑いのセンス
泣かせようとしていないところで泣けちゃう感じが好きでした。
モチベーションUP効果も大でした。
勢いでDVDも観ちゃいました。
写真は映画のワンシーンです。


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