＊オープンハウスウィークにより
「岩手の家」のご紹介です。その１＊
最初に建て主さんとお会いした時の話しの中で
「こんな空間が好きなんです。」と見せて頂いたのがこんな写真。
そして、
「昔、実家の階段に座って読書するのが好きでした。」という話。
そんなシーンをそこここにちりばめたらきっと楽しい、そう思った。
読書するのが趣味のご夫妻。
好きな所で、その日の気分で、いろんな所で読書ができる。
ちょっとした居場所や佇める居場所をちりばめながら
視線や気配の具合を絡めていったら、
空間がらせんのようにつながりました。
場所場所がらせんのように、流れるようにつながってゆく、そんな家。
いろんな距離、見え隠れの具合。
たくさんのシーンのある楽しげな家になりました。
題して「読書する家 -spiral-」
建て主さんも、完成にあたりブログで振り返っています。
施主的視点を見れてなんか新鮮。私達（設計者）が語るより説得力がありますね、きっと。