SHU一級建築士事務所

セシル・バルモンドの世界。

「エレメント」
構造デザイナー
セシル・バルモンド
の世界

東京オペラシティアートギャラリーで行われている展覧会へ行って来た。
(Kさん、いつも招待券をありがとうございます!)
特にインスタレーション= H_edge(ヘッジ)に興奮。
チェーンがスッと立ち上がっている姿はかなり衝撃的。
なになに?これ、どうなってるの?
あそこが浮いているのはなぜ?と作品の周りをグルグルまわる。
「構造エレメントは全てが支え合って構成されている」を目の当たりに。
写真も美しいけれど、その印象は比にならない。
その後更に、バルモンドによるオープン記念レクチャーを聴く。
アプローチの発想や興味の示し方、それを分析してカタチにしてゆく手法。
全てを理解できたとは思えないが(難しくて(汗))
すごくおもしろい話しを聞けた、という感覚。
文字解説を読んだだけではピンとこなかったものも
随分入ってきたように思います。
展示をみた後に聞けてよかった。
きっといらっしゃるよねー、とウワサしていた伊東豊雄さんは
私たちの目の前に着席されました。

「情報を読んで理解する」展覧会ではなく
「感覚を研ぎ澄ませて体で考える」展覧会にしたいという
バルモンドの意向らしく、展示数は少ないけれど
まさに感じる展覧会でありました。

3月22日まで
やっています。


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