SHU一級建築士事務所

塔の家。

きのう、外苑前をぷらりと歩いていると
あれ?塔の家だ
そっか、こんなところにあったんだった
建築にあまり興味を示さない学生だった頃
ただなんとな〜く、見に来た覚えがある
最初に勤めた事務所の所長が孝光さんと同じ名字だった(しかも同じ港区)
「塔の家についてお話お聞きしたいのですが」学生からの電話
「構いませんよ」「あ、ありがとうございます!」
「お話しするのは構わないんですけどー
 ウチ、孝光さんの事務所じゃありませんよ(笑)」「え”〜!?」
そんな風に遊んだことが2度3度
久しぶりに見て、そんなことを思い出しました ・・・なつかしー

「塔の家」
1966年10月竣工
設計:東孝光(自邸で処女作)
20㎡(6坪)という極小敷地
地上5階地下1階建ての搭状住居
それまでの日本の住宅において
意識されなかった様々な手法を
積極的に取り込んでいる
60年代以降の日本住宅史において
常に語りつがれてきた都市型住宅


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