月曜日のユカ
1964年 日本
中平康 監督
「横浜を舞台に
様々な伝説に包まれながら
奔放に生きる女の姿を描いた
ドライで刹那的な
ラブストーリー」
加賀まりこのコケティッシュなキュートっぷりがウワサのこの映画
ん〜〜、確かにかわいい!!
表情はもちろん、洋服・化粧・髪型、インテリアだっていけてます
警察で瞬きひとつ、息継ぎさえぜずの淡々の訴え
部屋でひとり過ごすしぐさ、きらきら街を歩く姿
ユカの魅力がいっぱいです
タイトルの「月曜日」のもつ意味も
ユカの純粋(天然?)無邪気さが重さ(暗さ)を感じさせない
まあ、だからこそちょっと切なかったりするのですが….
ラスト、軽快ポップな曲にのって
すっと背筋を伸ばして闊歩する後ろ姿が印象的で
断ち切った(一皮剥けた)強さにすがすがしさ(かっこよさ)
を感じてしまいました
(しまいました、の意味は衝撃のラストをご覧頂くとわかります)
切ない気持ちがラストの後ろ姿で救われます
全体の乾いた感じがスタイリッシュなんだな、と感じました
映像も様々なこだわりがあるようで
今見てもかなりおしゃれでかっこいい
なんとなくフランス映画の匂いを感じる、そんな映画でした
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