SHU一級建築士事務所

恋は五・七・五!

かもめ食堂バーバー吉野に続き、またしても観てしまいました荻上映画
サクッと観れて後味よいからついつい気軽に観てしまう

2004年/日本/荻上直子監督
「俳句はダサい?年寄りの趣味?
 いやいや今や俳句は“ポップ”なのだ!!
 さわやかな笑いとちょっと切ない?
 文科系スポコンムービー」
ストーリーに起伏があるわけでもないけれど
でも飽きない
何か強いメッセージがあるわけでもないけれど
見終わった後に何か満たされた感のようなものがある
「感動して大絶賛」というのではないけれど
「うん、いい映画だったね」
荻上さんの映画って、なんか、そんな感じ
     かもめ食堂の「ガッチャマン」バーバー吉野の「あずさ2号」
      で、恋は五・七・五!の「キャンディーズ」
      時代が私たちとビンゴなのもすんなり入る要因かもと思います

荻上さんの映画の設定は「そこに目をつけますか」という感じで興味そそられ
(その辺に周防正行監督の「ファンシーダンス」や「シコふんじゃった」
 と同じ匂いを感じてしまう私です)
しかもそれに唐突さを感じさせないしっくり感があるわけですが
今回のテーマは“全国高校俳句甲子園大会”
「ある晩、この俳句甲子園のドキュメンタリーをみた
プロデューサーの1本の電話がすべての発端だった」
      らしい
「俳句はいったい映画になるのか?」
       で
なってしまったのがこの映画のようです
………….あまりこの映画の感想になっていないようなので
    私の「ツボポイント」を(観てなきゃわからないけど)
◎ 唐突な、しかも当然のごとくの俳句部発足宣言
 「写真部は今日から夏季限定で俳句部になります」って
  そりゃ 「 ・ 」 てなるよね
◎ 松山城でつられて告白してしまうマスオちゃん
  先生〜ここ先生関係ないよ〜とツッコミますた
  でもこの先生=マスオちゃん=杉本哲太はなかなか素敵
○ 伊藤園の「おーいお茶」がさらりと入ってしまうところも良い感じです
余談ですが
敵の名門俳句部キャプテンのブログを発見
「イヤミなキャプテン31歳ギリギリアウトな高校生役」
と自分で言ってしまっているのが可笑しいです


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