萩の白土を手捻りし 新赤結晶という柚をかけました 模様を付けているわけではなく 柚の塗り厚によって色が変わるのです あれは何ヶ月前のことだったろう 「あのねぇー 湯飲みが欲しいの」「父とお揃いの夫婦湯飲みね」 実家の母からの唐突な要求電話 「どんなのがいいの?」「それは分からない」(自信満々即答だ) 「いつになるか分からないよ」「いいよ」 「今使ってるのが浸みてきてるけど」(じゃあダメなんじゃあ….) 「ちゃんと製作に入っている?」「あとどの位で出来る?」 のプレッシャーを完全に無視。私のペースでのんびり創りました でもまあ、一応プレゼントらしくしてみるか
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