SHU一級建築士事務所

ぼくを葬る

2005年/フランス
フランソワ・オゾン監督
「まぼろし」に続く
“死についての3部作”第2章
「あなたには何が残せますか?」
余命を宣告されたら……
でも急には変われない
何をすべきかすぐには見つからない
有意義に過ごすなんて思いもつかない
とまどいながら….徐々に向き合い…..静かに受け入れていく
そんな様子に「リアル」を感じました
「残す」というより「整理をする」そういう事なんじゃないかと
私はきっとそうしたいんじゃないかと….
邦題「ぼくを葬る(おくる)」がとてもいいタイトルだと思った
ラストの海辺のシーンは静かで美しく
いつまでも続く波の音は最後の最後に染み入ってくる感じがした
まだ始まったばかり よかったら「ぼくを葬る」
次回はジャームッシュ最新作「ブロークン・フラワーズ」鑑賞予定


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