SHU一級建築士事務所

連敗記。

・ ・・ひとのブログネタに勝手にのってみる・・第2弾。
住宅コンペに13連敗中という友人。
でも、本当に良い案なのに悔しいから。とブログに載せている。
で、思った。
これ、本とかにしたらおもしろいんじゃ。。。
(ブログやHPで展開してもいいんだけど)
例えば、
その案に対して、他の建築家がいろいろ言う。
“自分だったらそういう解釈はしない”とか
“この良さを理解してもらえないのなら仕方がない”とか
“こういう考え方はあり得なかったの?”とかとか。
で、それに対して本人が
“でもでも”とか“いやいや”とか“なるほど”とか意見を言う。
できれば、採用された案とその意図。
施主の、どういうところが決め手だったのか。
のインタビューがあれば素晴らしい。
そうすれば、パワー込めて、愛情そそいだ
“いとおしい案”も少しは報われるのではないか。
(“こういう考え方好き”という新たな施主との出会いになるかもしれないし)
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以前(….だいぶ前ね)GAギャラリーにて開催された安藤忠雄展で
(あれは、指名の国際コンペだったけど)
採用された案と、自分の案を並べて展示。
“どう?僕の方が良い案でしょ?”的なのがすごくおもしろかった。
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私も何度か住宅コンぺに参加したことがあるが
(因みに私も勝ったことはない・・)
自分がいろいろな可能性を考えて最終案に辿り着くだけに
“この人のはありえないよなー”とか
“この人はきっとすごい人”とか、他の人の考えが鮮明に見えてきて新鮮だった。
自分が散々考えた後に、人の案をじっくり読み込むことが
とても参考なったと記憶している。
で、共感した人のプロフィールを見たり、共通の知人に辿り着き
どんな方?という話をしたときに、やっぱり素敵な人。と思ったりもした。
・・やっぱり、つくるものに人柄ってでるのかな。
あ、つくるものが好きだからと雇ってもらったら
とんでもなくひどい人だったという話も聞いたことあるけど・・。
・ ・・と、話がズレズレになってきたので、この辺で。

ご存じ安藤忠雄さんの著書「連戦連敗」
世界の安藤もがんばっている・・・。


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