SHU一級建築士事務所

建築家 清家清展。

先日「建築家 清家清展」に行ってきた。
「谷口吉生ミュージアム展」につづき
最終日ぎりぎり滑り込み。すごい混雑。

「人生を楽しむ達人」と紹介のある通り
茶目っ気たっぷりな人柄やエピソード。
パワフルで楽しげな設計活動。
そんなことを感じる展示内容でした。
目玉はやはり「私の家」の原寸大模型でしょうか。
実物を体感したいでしょ。と思わずにはいられなかったし
グロピウスからの書簡にはゾクゾクした。
長年住み続けている施主のお話には
あんな風に思ってもらえたら、きっと泣く。私。と思った。
植田実さんのお話を聞いた後ということもあり
なんだかとても親しみをもって見ることができました。
折しも小住宅の計画が進行中の私。
大いに刺激を受け、大いに元気をもらってきたのでした。
(建築学会にて同時開催された「図面に見る清家清の世界」
 見逃したことが悔やまれます)
「「私の家」白書」もじっくり読み返しましょう。
「清家さん」とは“違いがわかる男”のCMにもでていた
戦後の建築家で(因みにコーヒーは飲まない方だったそう)
「私の家」とは50年前に建てられた代表作。50㎡の小住宅。
両親のために建てたが“こんな変な家は嫌”と入居を拒否され
「私の家」になってしまった。という住宅です。


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