住宅って、やっぱり人が住んでこそ。
それぞれの建て主さんに似合った住宅をつくりたいなー
というのが私の想いだけれど
出来上がって、生活が始まって
その家族色がよりくっきりと色濃くなってゆく
設計者としては
まっさらな状態から皆でつくりあげたものがその生活に根付いている
それを目の当たりにするというのは、本当に、なんとも素敵な感覚
２００８年１２月２７日に竣工した群馬県桐生市のN邸
「囲む家」と名付けたこの家を、Nさん達は本当に楽しんで下さっていて
住んでみての感想や新発見、その時々の生活の様子を教えて下さるのです
それがとってもとってもうれしくて
そんなやり取りの中、ふと思いつき
N邸のその後時々日記、つけていいですかー？と
“楽しそう！”と快諾して下さいました
ということで
設計と生活とがリンクして、リアルに伝わればいいな、と
設計というものが日々の生活にどんな風に関わっているのか
そんなことが見えてくるといいな、と
これから家を建てられる方も自分たちの望む生活が想像しやすくなればいいな、と
そんな思いも込めて
囲む家でのNさん達の生活っぷりを
季節が巡る１年間を目処に、紹介させて頂こうと思います
SHU一級建築士事務所　マエジマシュウコ